Homebrewでzshをインストールする
2020/08/29
macOS Catalinaから標準シェルがzshになったが、デフォルトで入っているものは大抵古いバージョンなので、 homebrewで最新のバージョンのzshをインストールしたほうがよい。
手順
①Homebrewをインストールする
macOS(またはLinux)用パッケージマネージャー — Homebrew
- Homebrewは
rubyで書かれている。
②brew doctorコマンドでwarningを消す
brew doctorコマンドはHomebrewの問題をチェックしてくれるコマンド。
何も問題がない場合は、以下のように表示される。
zsh
❯ brew doctor
Your system is ready to brew.Homebrewの問題を確認する"brew doctor"コマンドとWarning対策集[macOS] - 一馬力のメモ帳
③zshのバージョンを確認する
デフォルトでmacOSに入っているバージョンの確認
zsh
❯ /bin/zsh --version
zsh 5.7.1 (x86_64-apple-darwin19.0)homebrewでインストールできるzshのバージョンを確認
zsh
❯ brew info zsh
zsh: stable 5.8 (bottled), HEADhomebrewのほうがバージョンが新しいので、こっちをインストールする。
④Homebrewでzshをインストールする
zsh
❯ brew install zsh --ignore-dependenciesbrew install --without-etcdir zshでインストールすると書いてあるサイトも多いが、--without-etcdirのオプションは無くなったようでエラーが起こる。(2020/08現在)
⑤zshをログインシェルに設定する
echo $SHELLコマンドで、現在のログインシェルを確認。
zsh
❯ echo $SHELL
/bin/zsh/usr/local/bin/zshではない場合は、ログインシェルの設定が必要。
/etc/shellsに今回homebrewでインストールしたzshのフルパスを記入する。
zsh
/bin/bash
/bin/csh
/bin/ksh
/bin/sh
/bin/tcsh
/bin/zsh
/usr/local/bin/zsh # ここに追記chshコマンドでログインシェルを切り替える。
zsh
❯ chsh -s /usr/local/bin/zshターミナルを再起動して、再度ログインシェルを確認する。
zsh
❯ echo $SHELL
/usr/local/bin/zshログインシェルの変更完了。
- Homebrewでインストールするパッケージは、
usr/local/Celler/配下に格納されている。 - 同時に
/usr/loca/bin/配下にシンボリックリンクが設定されるので、自動的にPATHが通ることになる。
参考
/post-2
Homebrewでzshをインストールする
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